外部接続用I/Oコネクタ

CX-Card5と外部基板を接続する場合には、メザニンコネクタ2個を使用します。

  CX-Card5の外部接続用コネクタ(CN1、CN2)は、サムテック社のQSHコネクタを2個使用しています。そのうちCN1だけI/O電圧を可変できます。CN2は3.3V固定です。
 

 I/Oコネクタの型番:QSH-060-01-L-D-A
このコネクタに接続できるコネクタは、QTH-060-01-L-D-A です。 赤字の-01は、基板間距離5mmを示します。
部品型番により、-01(5mm)、-02(8mm)、-03(11mm)、-04(15.25mm)のバリエーションがあります。括弧内は基板間距離を示します。

I/Oコネクタ CN1 は、CX-Card5ボードの部品面に配置するディップスイッチSW3により、FPGAのI/Oバンクに給電する電圧を設定するのと同時に、コネクタのピンから設定した電圧を外部機器に供給できます。
但し、FPGA-I/Oバンクに給電する電源は、最大2A(注1)供給のDCDCコンバータです。外部機器でこの電源を使用する場合には、FPGA-I/Oバンクで消費する電流を確定してから使用して下さい。

電流が不足する場合、それぞれのコネクタには+5V電源ピンもあるので、+5VからLDOやDCDCを利用して所望の電源を生成するようにして下さい。

I/Oコネクタ CN2は、3.3V LVCMOSまたはLVTTLでの運用ができます。LVDS設定はできません
外部基板には3.3V電源を供給できますが、Max.2A(注1)の電流なので、CN1と同様の注意が必要です。

CN1側はディップスイッチSW3により、以下の5種類(注2)の電圧を設定できます。

1.2 / 1.5 / 1.8 /2.5 /3.3 (V)

(注1) ボードRev2.0の場合(青色基板)です。Rev1(赤色基板)の場合は最大1Aです。
(注2)ボードRev2.0の場合(青色基板)です。Rev1(赤色基板)の場合はこの電圧に加えて、1.25Vと3.0V設定ができます。