4chコンフィギュラブルAD変換ボード『HSAD1000』を発表

HSAD1000

先端エレクトロニクス・システムとシステムLSIの開発企業、有限会社プライムシステムズ(本社:長野県茅野市、代表取締役:内田正典)は、本年8月20日、Smart-USB Sigma製品ファミリのFPGAシステム開発ボードに接続して利用できる小型高速な4ch同時サンプリングに対応したAD変換ボード『HSAD1000』を8月27日から販売することを発表しました。

 ”HSAD1000”(以下、本ボード)は、最大100MHzの高速な入力信号に対応し、19dBから55dBのゲインアンプにより高速で微小な信号を受信できるAD変換システムを構築することができます。 レーダーシステムや非破壊検査システム、汎用の計測機器開発等において、開発工数を大幅に短縮し、高性能・高機能なシステムを設計・製造することができます。

 AD変換後のデジタルデータは、USB3.1インタフェースと高性能FPGAを組み合わせたシステム開発ボードにより、リアルタイムのデジタルフィルタ処理を施した後、高速なUSBによりPCに転送できます。本ボードに無償で提供するデータ収集のためのFPGAサンプル回路とリファレンス制御アプリを利用することにより、製品購入後、速やかにシステム開発を始められます。

 本ボードのADシステムは、分解能を8/12/14ビットから選択でき、12bit分解能では最大640MHzでサンプリングができます。システム開発ボードとは、無償のIPが利用できるLVDS(SERDES)信号でインタフェースし、最大1,000Mbpsのデータレートで高速かつ高品質なデータ転送ができます。

【価格と供給時期について】

製品名: 4ch 高速可変AD変換ボード

型番と価格: HSAD1000            180,000円(税別)

供給時期:   2024年8月27日発売

製品情報:https://www.prime-sys.co.jp/products/hsad1k